秋の気配が深まって参りました今日この頃ですが、会員の皆様には健やかに過ごされているものと拝察いたします。ところで私がスエーデンに留学しておりました1978年ごろはスエーデンの医療関係者やマンションのオナーの方などは当時の日本の大家族制度すなわち、祖父、祖母、父、母、子供、孫が同じ家に住んでいることを大変うらやましがっておりました。当時のスエーデンでは公園や港では大変多くの老人の集団が寂しそうにたたずんでいました。この数年日本では当時のスーデンのようになっていると思いますがどうでしょうか。本年（平成21年）3月にスエーデンに行った時には大学のスタッフは勿論のこと町で出会う人が皆さん笑顔笑顔でした。当時の日本のようになっていました。是非これからの日本も笑顔を取り戻したいと思いますがいかがでしょうか。

2010年は名市大が1950年に医学部と薬学部の2学部で新制大学として立ち上がって以来60周年を迎えることになりました。それで開学60周年記念事業を行うとの事になり大学当局を中心として各同窓会関係者が一同に参集し計画を立てているところであります。昨年の12月以来2回の会合を持ちました。プランはまだ確立しておりませんが、記念講演会、記念誌の発行、市民参加事業、リエゾンセンターの建築などを各同窓会会員諸氏の寄付を基にして行いたいとの提案がなされております。

記念事業がスタートした時には会意の皆様にその趣旨をよく説明し御寄付をお願いする事になると考えておりますのでその節はよろしくお願いいたします。

さて次年度は役員改選の年であります。

選挙管理委員会を立ち上げ管理委員長の祖父江和哉理事のもと現在検討を進めてまいりましたが、本年10月の第2回理事会で最終案が採択されました（会報107号参照）。

6月15日より瑞友会ホームページが立ちあがりました。大学の現況、会員の動静、学会、研究会の案内等をしていきたいと思っております。

最後になりますが本会は平成21年9月15日現在で名誉会員38名、一般会員3998名、学生会員495名となっております。年会費は1119名の方から納入していただいております。このような納入状況では会の運営に支障を来すものと思はれます。まだ納入されていただいておられぬ方は是非納入されますようにお願いいたします。