瑞友会会長ごあいさつ

瑞友会(名古屋市立大学医学部同窓会)会長 再任の挨拶

[掲載日:2024年7月30日]
第11代会長 松本 隆氏
会長 松本 隆(S57卒)

この春入学され新たに瑞友会会員になられた皆様、また医師としての第一歩を歩み始めた卒業生の皆様、本当におめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。名古屋市立大学医学部の学生であること、瑞友会会員であることを誇りに思い、今いるその場所を心から楽しんでください。さて、これまでの瑞友会の2年間を振り返りながら、これから目指すところを述べていきたいと思います。

2年前、会長に初めて選任されました。本会報誌で瑞友会の運営を開始するにあたり「原点回帰を目指していきたい」とし、初代水谷会長の次のことばを引用させて頂きました。「同窓会の意義は第一に同窓意識の昂揚であります。次第に数を増やしていく同窓生から一人の疎外者も出さないことが、本会の重要な務めと考えます」。このような考えのもと、本学や本学関係者の発展や活躍のみならず、多くの分野/領域で活躍する瑞友会会員にも光を当ててきました。その集大成として医学研究科と合同で、医学部創立80周年記念式典を開催し、80周年記念誌の発刊を行うことが出来ました。80周年記念誌は、関係者や執筆者には贈呈させて頂きましたが、一般会員にも販売しています(1冊3000円。瑞友会事務局経由で販売)。大学の各教室の最新情報に加え、各界で活躍する多くの瑞友会会員からもご寄稿頂き、充実した内容となっています。どうぞ奮ってご購入ください。

さて、2期目の2年間もこのようなスタンスは堅持していきたいと考えています。そのうえで「仕事をする瑞友会執行部」を目指していきます。新規事業の手始めとして、瑞友会の開業医分科会である「川澄会」執行部より以下のような提案をいただいています。

「この5年間で、大学病院は桜山の本院に加え4病院が加わり5大学病院体制となりました。大学側のご尽力や、開業医側の努力、国の政策もあり、開業医側から大学病院側への病診連携や紹介はスムーズに行えるようになりました。今後はこれに加え、大学病院側から開業医側への逆紹介の推進、特に大学病院の医師が紹介先(瑞友会会員)の情報を容易に入手し、的確/迅速に逆紹介先を選択し実施できるシステムを構築したいと考えています。そのために、名古屋市内、愛知県下の瑞友会会員が関係する病院、医院、クリニック、診療所などの最新情報を瑞友会ホームページに掲載し、簡便に検索/参照できるコーナーを作っていきたいと考えています。合わせて「便覧」として、大学病院医師が外来中でも簡単に閲覧できる小冊子も作成できればと考えています。いずれも大学病院側と瑞友会会員側の双方向性のcommunication toolの構築を目指したものです。マンパワーも必要で容易ではありませんが、大学の協力を仰ぎながら実現を目指していきたいと思います。」

これは一案ですが、これのみでなく実効性のある新しい事業をさらに推進していきたいと考えています。このことが、同窓意識の昂揚につながり瑞友会の発展に繋がると信じています。どうぞこれからも、瑞友会に関心を持ち、応援/支援を続けてください。心よりお願い申し上げます。

岩田広治副会長
岩田広治副会長
飛田秀樹副会長
飛田秀樹副会長
島野泰暢副会長
島野泰暢副会長
髙田統夫副会長
髙田統夫副会長
松嶋麻子副会長
松嶋麻子副会長
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